明日は、ソトアソビ

私がソトアソビで経験した失敗、悩み、そしてちょっぴり楽しかった事を書いています

頑張ってくれたルアー 231109

私がどんなに頑張ってみても、サーフで魚を釣るにはルアーが無ければ始まらない
あれやこれやと釣具屋やネットの画像見て悩んでルアーを買っても、結局それをサーフで上手く使えなければ何の意味もない
今回は、先日に頑張ってくれたルアーについて考えます

目次
 1、今回のルアー
 2、ワンドでのルアー選択
 3、ヘッドランドでのルアー選択
    4、魚をゲットしてくれたルアー

1、今回のルアー

上の写真は今回頑張ってくれたルアー達です
奥から
Ima 魚道110MD
DUO ランス140S
DAIWA SLS-Zセットアッパー 110S-DR
DUOアクシオンスリム85S
ジャンプライズ ぶっ飛び君95S
                        (Wピンキー・ラトル)
ジャンプライズ ぶっ飛び君95S
                        (赤金グローベリー)
DAIWA  SLS -Z バーティス98R F
DUOリンバー115S
DUOスプラット120SF
ジャンプライズ ぶっ飛びスプーン
DAIWA チヌーク21S
いろいろ使いましたねェ~
釣りがうまい人ならこの半分の数くらいで大丈夫なのでしょうが、私は常にこの倍ほどのルアーをサーフに持っていきます
今回もいろいろ手を変え、品を変え、ルアーを変え、ああだ、こうだとつぶやきながら使ってみましたが、魚を連れてきてくれたのは2本のルアーだけでした。

2、ワンドでのルアー選択

ここのワンドは外洋からの波が正面から入ってくる所なので、結構、奥まで浜がえぐれているけど水深はとても浅いです
ちょっと前までは「キス」狙いの方々が、朝から陣取って遠投されていました
一応、地元では「遠浅」を名乗って、夏場は海水浴客でごった返しているけど、九十九里浜などと比べるとちょっと遠慮したくなるような「遠浅」です
写真の左に見えるテトラの少し沖がブレイクラインになっていて、そこで波が崩れているのが見えます
このテトラの横からわずかながらも「払い出し」が出ていますが、この日は「若潮」で大きな潮の変化もなく、干潮へ向かって緩やかに潮位が下がっている状況なので「払い出し」もビミョーです。

こんな場合は、浅いレンジのルアーが活躍します。なのに、ルアーボックスにはそんなルアーがほとんど入っていない
毎度のことながら、準備不足がモロです。

なので、浅場でも使える「ぶっ飛び君」と「アクシオンスリム85S」、そして二つの「スプーン」の出番です。どれもよく飛んでよく泳いでくれるので実績ありですが
今日は風が強くってルアーはまっすぐ飛ぶのに、ラインは大きく外れてテトラに引っ掛かってしまいそう‥‥あきません(-_-;)
おまけに、波は治まりつつあるのに海の底にはゴミがいっぱい
なんかルアーでゴミ拾いをしている感じ‥‥
なので、早々と撤収

3、ヘッドランドでのルアー選択

この写真はヘッドランドの遠景ですが、さっきのワンドとはサーフの方向が違うので、この日はとても波が穏やかでした
ここの特徴は、ヘッドランド脇が払い出しによって常に深く掘られていることです
なので、結構いろんな魚が付いています
一番多いのはフグなので結構迷惑もしますが
まぁ、全く釣れないよりはましかなという感じで、時々遊んでもらっています
そして、時々サーファーの方々も頑張っていますがこの日はベタ凪に近かったので、夕方までここで粘って釣り三昧を堪能できました

ここで、ちょっと深場を狙うルアーたちの出番となります
投げた順番に記すと
Ima 魚道110MD⇒
DAIWA SLS-Zセットアッパー 110S-DR⇒
DAIWA  SLS -Z バーティス98R F ⇒
ジャンプライズ ぶっ飛び君95S
       (赤金グローベリー)⇒
DAIWA チヌーク21S⇒
DUOリンバー115S⇒DUO ランス140S⇒
DUOスプラット120SF
という順番で投げまくりました
おかげでこんな釣果につながりました

4、魚をゲットしてくれたルア

DUOリンバー115SはDUOさんのHP YouTubeを参考に使ってみました
ヘッドランドから払い出しの先へ向けて試すこと十数投。DUOの動画を参考にスローで引いたり、ストップ&ゴーを使ったりしていましたが、上の写真のサゴシ(48㎝)は払い出しの先で着底させてゆらゆらと少し漂わせたらそこにガツッとバイトがありました。
ルアーはリンバー115SヒラメピンクⅡです
テールフックにガッチリ喰いついていますので、砂底でもがいている小魚がいると思い遠くから狙ってきたのかもしれません。

 

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DUOスプラット120SFは最後の最後に、DUOのプロスタッフ橋本康宏氏のYouTube(釣らまいかTV : 【ヒラメ&青物】サーフで釣れる、ジャーキングのやり方。)での「言葉」を思い出して使ってみました。


www.youtube.com

実測38㎝のソゲですが、上の写真から見てもわかるように、このヒラメはスプラット120SF UV銀ピカベイトのセカンドフックを喰い上げています。
「喰い上げ」の状況は、ほぼ光量がなくなってきた夕方の凪で、ゆっくり引いて来たルアーをピックアップしようとした直前、動きが緩くなったタイミングで、今までただの砂底と思っていた場所からヒラメが身をひるがえしてルアーを真下から喰い上げてきました。
ヘッドランドの深場は約2.0m。スプラット120SFのレンジは0.5~1.5mで、ピックアップ直前なので潜行深度は約0.5m。そうすると、底にいたヒラメは1.5mもジャンプして喰い上げたことになります。
今回は、夕陽が山の端に差し掛かかりはじめたので、UV銀ピカベイトのキラキラがとても魅力的に見えたのかもしれません。
今更ながら、DUOのプロスタッフ橋本康宏氏のYouTube(釣らまいかTV : 【ヒラメ&青物】サーフで釣れる、ジャーキングのやり方。)をチェックしておいて良かったぁ。

では、今日はこのへんで、
 読んでくださってありがとうございます。




















ヒラメがルアーを喰った!

今日はびっくりした話です
十数年、ルアーヒラメをやっていますが
ヒラメがルアーを喰いあげるところを
始めて間近で見ました!

2023/11/9  PM2:30~
   (サゴシ15:30、ヒラメ16:30)
   潮     若潮 下げ半
   風     南風 波高:約1.0m
  日没  16:55

目次
1、ルアーをがっつり喰ったよ
2、やっと波が治まりはじめました
3、やったぜ!スプラット120SF
           UV銀ピカベイト
4、ファイトが終わって…

1、ルアーをがっつり喰ったよ

もうそろそろ帰ろっかなぁ…と考えたけど最後の数投、もうちょっと頑張るか?
夕陽が山の端に差し掛かっているし、ひょっとしたら夕マヅメで1枚出るかも???なんて、欲張った思いがよぎります
そして、最後のルアーチェンジをして数投
ルアーをピックアップしようとした直前
海底の砂地から何かが飛びあがってきた。
腹が白い!ヒラメだ!
ピックアップしようとして
スローになったルアーに喰いついた。

やったぁ!

2、やっと波が治まりはじめました

寒冷前線が通過して行って二日目、やっと波が治まり始めました。
寒冷前線が通過している時には私の住むところでも約4mの波があり、底荒れしているサーフで‥‥釣りはアウト
とても危険で釣りをする気にもならない。
それに加えて、サーフの地形がリセットされのっぺりした地形になってしまうし
さらにゴミがいっぱい集まって、ルアーでゴミ拾いをしている感じです。
今日の午後からはやっと波も治まりはじめたので、どうなのかな? いそいそとサーフへ‥‥

3、やったぜ!スプラット120SF
           UV銀ピカベイト

それにしても今回のヒラメ(実測38㎝なので「ソゲ」ですが)の「喰い上げ」は、十数年のルアーヒラメ歴で初めてのことでした。
あ、でもサイズは「ソゲ」なので、残念ですが海へお帰りいただきました。
ここにたどり着くまで、最初のポイントはサーフでしたが、魚っ気は無いわ、ルアーにごみばかりかかるわ、時々セットで大波が来るわで‥‥早々とギブアップ
その後、波が穏やかなサーフのヘッドランドへ移動。ヘッドランドに沿って深場もできているし、今日は緩いながらも払い出しもあります。
ここでは、過去にヒラメ、ショゴ、マゴチ、スズキ、チヌも釣ったし、今日はヒラメを釣る前に48㎝のサゴシも釣ってます
で、上の写真から見てもわかるように、このヒラメはスプラット120SF UV銀ピカベイトのセカンドフックを喰い上げています。
「喰い上げ」の状況は、ゆっくり引いて来たルアーをピックアップしようとした直前、動きが緩くなったタイミングで、今までただの砂底と思っていた場所から、ヒラメが身をひるがえしてルアーを真下から喰い上げてきました
ヘッドランドの深場は約2.0m。スプラット120SFのレンジは0.5~1.5mでピックアップ直前なので潜行深度は約0.5m。そうすると、底にいたヒラメは1.5mもジャンプして喰い上げたことになります。
今回は、夕陽が山の端に差し掛かかりはじめたのでUV銀ピカベイトのキラキラがとても魅力的に見えたのかもしれません。
今回の「ソゲ」ゲットの参考になった「釣らまいかTV」さんのYouTubeを張り付けておきますのでチェックしてみてください。


www.youtube.com

4、ファイトが終わって…

そうそう、ヒラメを釣る前に同じヘッドランドで、上の写真のサゴシ(48㎝)も釣れました。ルアーはLimber115SのヒラメピンクⅡです。Limberはヒラメを釣るために着底させてゆっくり泳がせたり、ストップ&ゴーを使ったりしていました
そんな中、このサゴシは着底させて少し漂わせたらそこにガツッとバイトがありました。
こちらはテールフックにガッチリ喰いついていますので、砂底でもがいている小魚がいると思い遠くから狙ってきたのかもしれません。

 

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今回は最初のサーフでは全くアウトでしたが、移動したヘッドランドではありがたいことに釣果が得られました。
いろんなことが積み上げられて今回のうれしい釣果となりましたし、初めてのヒラメ喰い上げ状況を確認できたことによって、また、引き出しが一つ増えたのが何よりの収穫でした。

あ、ただ今回は動画を撮っていなかったのが、唯一残念なところです。

写真もいいけど動画は臨場感があるので、できれば欲しいですよね。
今後のためにGoProカメラを買おうかな‥‥。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。








サーフヒラメ ゲット⁈

そろそろ夏の名残りも終わりに近づいたある日
このころは今とは大きく違い、
まだまともな残暑だったような
そうでもなかったような‥‥
とある、遠い昔の話です
でも、私の記憶では
ヒラメのルアーフィッシングを始めて
1年とちょっと
やっとヒラメらしい
ソゲをゲットしたうれしい一日になりました。

2008/9/17  AM8:30~11:30
 潮:大潮
 風:西風 
 波:約0.5m

目次
 1、サーフにヒラメいたよ!
 2、おっとびっくり!
 3、あきらめなければ…

1、サーフにヒラメいたよ!

うれしい釣果には
「自分にあまり期待しないことが大事」そう期待しすぎると、ボウズになった時の疲労感がハンパない。
この疲労感を共有してくれるのは
ありがたい釣り仲間ですが
果たして仲間は???

いつものことながら
私の周りでは「サーフのヒラメ釣り」など、というものを誰もやっていない
というより、周りの方々がやっていない釣りをしようと天邪鬼の私は思い立ったのがそもそもの始まり。試行錯誤は自業自得ですね。

でも、サーフへ行っても場所取りをしなくて良いのはありがたい、ほとんどのサーフは独り占め状態。なので、だ~れもポイントやメソッドを教えてくれないし、釣具屋の店員さんも良くわかっていない?

でもうまくやれば
この地方の第一人者になれる!
超~ラッキー!
そんな楽天的なところが
うれしい釣果に一番つながるかな‥‥(^_^)v

2、おっとびっくり! 

今朝も寝坊してサーフへ遅く入ってしまいましたが、波も無くサーファーもいない
あるのは「スズキをゲットしたゼィ」というマークだけ陽も昇ってしまったのと、潮も下げ始めているのでヒラメも沖へ行ってしまったのでは???
フローティングミノーやシンキングミノーを試すけどバイトもな~んも無し
サーフはあきらめて突堤に移りいろいろ試すけど今回もだめパターンみたい。

もう終わりかなと思って、マリアのデュプレックスを数投すると最後のフォール時にバイトが…
オシアゲ―ムAR-CS906L(古い(+_+))のティップが「クッ」と入り魚とわかる反応はあるがあまり重くはない。
でも、もうすぐお昼の11時前にバイトするとはびっくり。サイズを確かめて一気に引き抜く。
フロントフックにがっちりバイトした31㎝の肉厚ソゲでした。

3、あきらめなければ…

それにしてもまさかの展開
はっきり言って全く期待していなかったです
寝坊して朝マズメを外すわ、波はほとんど無いわ、大潮も下げはじめるわで、果たしてヒラメは釣れるのか?

確かに条件は良くなかったですが、可能性はゼロではなかったというのが結果となりました。
しかもデュプレックスのリフト&フォールで、2フックの前の方にバイトしているのは追いかけてきてバイトしたのではなく「ヒラメが潜んでいる近くをルアーが通ったのでバイトした」という考え方ができるのではと勝手に考えています。

あ、40㎝未満なのでソゲですけどね。
まぁ、その辺はふわっと考えて
これからのヒラメ釣りの参考に‥‥(^_^)v。

そして、一番の功労者はマリアのデュプレックス君でした。ということで、サーフではあきらめずベストを尽くしましょう。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。












魚が釣れるルアーって?

サーフで魚を釣るには
朝早く暗いうちからサーフに立って
波打ち際で杭のように我慢しながら
ひたすらルアーを投げる、投げる、ナゲル
もしかすると、前日から海況をチェックして
「ここぞという場所」に陣取る場合も。
これだけやっても‥‥魚は釣れない(-_-;)
そういうことが多々(現在進行形)です。

何がうまくいっていないのだろう???
釣りをしているポイントが悪いのか
数日前の底荒れで地形が変わってしまったのか
風や潮の加減でベイトが寄ってきていないのか
近年の温暖化でシーズンはまだ始まっていないのか‥‥悩みは尽きません。

そんな中でも行きつく思いの一つに
じゃぁ「魚が釣れるルアーを使えばいいじゃん」という思いがあります

今回はその思いについて考えてみます

目次
 1、魚、釣れてます?
 2、魚が釣れたルアー Ima sasuke120裂波
 3、サーフルアーを選ぶならまずこれ

1、魚、釣れてます?

いろいろ手を変え、品を変え、ルアーを変え
ああだ、こうだとつぶやきながら
魚が釣れない理由と
こうしたら釣れるんじゃないかという考えの中に、じゃぁ手っ取り早く
「魚が釣れるルアーを使えばいいじゃん」って思ったりもします

ですが、ハッキリ言ってそんなルアーはありません。そんなルアーがあったら
私が買い占めるっていうか…リッチなアングラーに買い占められて
しがない、私みたいなアングラーには廻ってこないんだろうなぁ
もしそうなったら誰も新しいルアーを開発しないんだろうなぁ。

でも、私が今まで使ったルアーの中で
「魚が釣れルアー」ならあります。

2、魚が釣れたルアー sasuke120裂波

思い入れがあるルアーってそう多くないのですが、sasuke120裂波(以下、「1200裂波」とします)は結構思い入れがあります
その理由は、
ズバリ「魚が釣れルアー」だからです

   

www.ima-ams.co.jp

“写真はImaさんのHPから” 

そうです
「魚を釣った」わけではなく
「魚が釣れ」ルアーなのです。
このルアーを頻繁に使っていたのは、ルアーフィッシングを始めてから数年間です。
まぁ、バリバリの初心者期間ですね。
あ、今でもあまり変わりませんが(-_-;)
それでも結構お世話になりました
では、ちょっとお世話になった魚たちを

なんだか、ヒラメを釣りに行っているのにスズキが目立っていますね
やっぱ、120裂波の本領発揮でしょうか???

Ima sasukeは120裂波、140裂波のシリーズがメインにあり、その他にも裂風、剛力、裂空、裂砂、SSシリーズがあります。
サイズも50mm~140mmと広いサイズをカバーしていて、とてもバラエティに富んでいるけど
私がピックアップしたのは120裂波と140裂波で
主に使っているのは120裂波です。

3、サーフルアーを選ぶならまずこれ

この写真は今持っているsasuke120裂波ですが10本しかない…。
もっといっぱい、い~っぱい持っていましたが、たくさんの魚を連れてきてくれた代わりに多くの方々は根掛かりして、
海の底へ行ってしまったり
激しくエラ洗いされるスズキさんに、持っていかれてしまいました…。

特にアカキンは残念だったなぁ。
あの時ルアーを通すコースを変えていれば
あの時もうちょっとスズキを弱らせて上手く岸に引き寄せれば
虎の子のルアーを無くさずに済んだものを…などと今でも思ってしまいます
まぁ、「逃がした魚は大きい」みたいなものですね。釣り人ならアルアルのことです。

そうそうsasuke120裂波の話でした
何故sasuke120裂波なのか?
Sasuke120裂波の性能は
 ・重 さ 17g
 ・長 さ 120mm
 ・レンジ 70~90cm
 ・対象魚 スズキ、ヒラメ、
      チヌ…etc(私の場合)
確かに140裂波の方がぶっ飛んで遠いポイントを叩けて、シルエットも大きいからヒラメにアピールしやすいけど、私の体力で手返し良く投げられるのは120裂波なので、どうしても120裂波の出番が多くなります。

そうですね、要するに自分が「使いやすい」かどうかですよね
自分にとって使いにくいルアーを
「プロアングラーの〇〇氏が使っているから」
「雑誌で評判の〇〇〇シリーズだから」
っていうのは、2~3本程度試しに使ってみるのは良いと思いますが、ネットでポチっていろんなカラーを勧められるままに買ってしまうと
過去の私のように使わない(使えない)ルアーの在庫を大量に抱えて、とっても後悔してしまうことになります。

今では普通のルアーになっちゃったけど、私がルアーフィッシングを始めた頃には
Sasuke120裂波はめっちゃ王道のルアーで、DUOのTideMinowシリーズと双璧でした。

月日は流れて
今じゃ数多くあるルアーの一つになっちゃったけど、いまだに良いルアーであることには間違いないです。
メインターゲットがスズキになっていますが、サーフに居るフィッシュイーターならほぼほぼ何でも釣れます。
もちろんヒラメも釣れますし

私の経験では「歳無し」のチヌが釣れたこともあります。この時は、お尻をガッツリ噛まれちゃいましたけど、なんとかサーフにずり上げることが出来ました。

 

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そうですね、120裂波を一言で表現すると
「サーフのオールラウンダールアー」ですね。
特に、夜明け前からプラグ、シンペン、ジグ、スプーン、ワーム
あらゆるルアーをバンバン投げて、そしてルアー選びに困ったら120裂波に戻って
感覚をリセットする場合も多々あります。

出番が少なくなった今でも、時々引っ張り出してきて、その飛んでいく後姿をながめています。
あ、魚を釣ることが大切ですよね…
そして今でも
「裂波くんありがとう」って思ってます
たぶん、このルアー、120裂波があって、いいタイミングで魚を釣らせてくれたので
私はルアーフィッシングが好きになったのだと思います。

では、今日はこのへんで、読んでくださってありがとうございます。

Limber115Sって似てるなぁ

ついこの間まで夏の太平洋高気圧がドカンと居座り、私の住む街は今年も例年のように日本一暑い街になりました。
日本海側の海の街なのになぜ?と言う方も居られますが、太平洋側からの暖気が山を越えて来ると、私の街はフェーン現象で毎年のように高温地帯となります。
なんだか、気象庁も大変なようですが、それぞれの地方には、その地方なりの苦労もあります
子どもの頃は「〇〇のお祭りが来ると秋やなぁ」と言っていましたが
今では一年のうちずーっと夏で
秋冬春がお茶を濁す程度にあるみたい
「はぁ、秋はいつ来てくれるのやら」と言ってましたら
一気に冬みたいになりました。なんで???

さてさて、海行けない日々が続くと、ついついルアーボックスをいじくりたくなります
最近使わなくなったルアーや、永いこと行方不明だったルアーがばらばらと出てきます
そんな中でちょっと気づいたことを…。

目次
 1、あれ、似てるなぁ?
 2、似てるけど違うなぁ
 3、設計思想の違いと技術の進歩
 4、やっとゲットした

1、あれ、似てるなぁ?

堀田氏渾身のルアー
「BeachWalker Limber115S」
(以降「Limber」とします)ですが
斜め上から見るとカタマリ感があって重そう…
でも、あんがい軽いんです。

上の写真は上から
Limber115S⇒
ニートラップ95S⇒
バルバロッサ95です
この3つのルアー、なんか似てるなぁ

全長はLimberが115mmで、ハニートラップ95S(以降「ハニートラップ」とします)とバルバロッサ95S(以降「バルバロッサ」とします)は95mmで
重さはLimberが24gで、ハニートラップが25g、バルバロッサが22gです。
みんな100mm前後で、重さも同じくらい
そして、みんなリップが無くて遠距離狙いなのはとても似ています
違うのはLimberのターゲットがヒラメで
ニートラップとバルバロッサのターゲットがスズキということ
もう一つ、違うと言えば移動重心か固定重心か???この「もう一つ」が後々大きく違う性格になります。

2、似てるけど違うなぁ

上の写真を見ると、
Limberとバルバロッサは下膨れでハニートラップは頭が重そうです。
バルバロッサもハニートラップもImaのルアーなので、使うシュチエーションによって区別されていたようです。

そういえばハニートラップの説明には
「S字系ゆらぎアクションの甘い罠。抜群の飛距離を誇るリップレスデザイン。ショートピッチスラロームアクション。河川などのドリフト釣法が得意。ステディリトリーブで揺らぎを伴ったS字アクションが得意」との説明が‥‥

そして、廃番になったバルバロッサの説明には、「流れや風を利用し「巻かないで釣る」ことを可能にした RED中村 プロデュース バルバロッサ。リトリーブでは通常のシンキングペンシルとは異なったS字蛇行アクションを発生。平面ボディが強烈なフラッシ ングを発生し、リアクションバイトを狙うことも可能」という内容がありました。

ただ、私は二つともヒラメに応用して使っていましたが、テクニック不足のせいか釣果は芳しくありませんでした。

一方、BeachWalker Limber115Sは、その名のとおりビーチウォーカーなのでサーフで使うのが大前提。なのでサーフからぶん投げるのが当たり前
そして、泳がせるのが当たり前
じゃぁ、このフォルムからすると結構重いのかな…でも、たった24gです

データを見てみると
 全 長  115mm
 総重量  24g(フック込み)
 タイプ  移動重心・シンキング
         磁着タングステンボール×3個
 フック  ♯4
 リップ  リップレス
 フォルム   フラットボディ
パンフには上記のように表現してあります。

 

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このように真上から見ると紡錘形のボディで、ジェット天秤のように「ぶっ飛び」ます。

しかもボディ後方に浮力の中心があるので、着水するとタングステンボールがお腹の方に移動して、尻尾を上げ頭を下げた形でフォールします。

3、設計思想の違いと技術の進

Limber以外は固定重心のシンペンでぶっ飛びます。でも、プラグのようにはちょっと泳いでくれない。そこをLimberは「磁着タングステンボール」3個で解決

ボディ中心部からテール部へ移動した磁着タングステンボール×3個は
着水後にはお腹側に戻ってきて
意図的に設けられた後方の空気室と相まって
頭を海底につけて尻尾を上げるような魚の形で着底します。

                     DUO HPから引用

砂地の海底に藻場があったり、小さな岩礁があった場合には、ロストルアーの危険性がかなり下がるので、非常にありがたい機構ですね。
また、着底後はこの姿勢でステイということなので、このルアーが払い出しの中でゆらゆらとしていたら…と考えると、思わずヒラメが嚙みつくのではと思ってしまいます。
あ、あくまでも私の妄想ですが
この辺りはDUOさんの動画で再度チェックしてみてください。


www.youtube.com

ところで今まではこのようなフォルムになると
殆どがシンキングペンシルでしたが、Limberはシンキングのミノーであると言ところがすごい
確かに水中で重量物を引っ張るというのではなく、ミノーを操っている感覚になります
この辺りが「設計思想の違いと技術の進歩」ですかね。

これは買いですねあとは釣るだけ(-_-;)
早く晩秋にならないかなぁ。

あ、ここ数日は初冬のような寒さですが‥‥‥(-_-;)

4、やっとゲットした

ちょっと前ですが、ネットのショップと県内のあちこちのショップを探し歩いてこの6色をゲット

奥から ① UVブルピンゴールド
    ② デイフラッシャー
    ③ ピーチグロー
    ④ UV堀田エメラルド
    ⑤ ヒラメキャンディー
    ⑥ マットピンク  となっています。

そして、このあいだ偶然見つけた
「ヒラメピンクⅡ」
思わず「えっ」と声が出てしまいました。
あちこちのショップであれだけ品薄だったLimberが、ほぼ全色、それも各色すべて
数がたっぷりあるではないですか???
で、思わず買っちゃった。

しかし、まだまだもったいなくって、ケースから出してもいない
道具は使ってナンボ、ルアーは泳がせてナンボなのにね
このへんが貧乏性なゆえんかも?

ところで、なぜ突然に大量のLimberが店頭に並んでいたのか???
その理由は簡単で「堀田氏が一日店長で来られるから」だそうです
あ、そ、そ、その手があったか!!!!!

ルアー開発者が一日店長で来られるのに
開発したルアーが無いというのはあり得ないよなぁ。うん。
ということは「堀田氏あるところに堀田氏開発のルアーあり」ですね
業界では当たり前のことを今気が付きました。
だい~ぶ遅すぎますが

これからはこんな情報もチェックしてルアーを買いに行こうっと!

ヒラメシーズンのピーク(私のよく行くサーフではとっても短くて)はまだ先だけどサーフにも人影が少なくなってきたので、もう少ししたらサーフに行こうかな?
で、運よくマゴチかスズキをゲットできれば…
あほな妄想です。

あ、本チャンのシーズンまでに
ルアーをロストしないようにしなくっちゃね。

ここまで読んでくださって
ありがとうございました。

ところで!

ネットを見ていたら、こんな新色も限定で発売されていますので
しっかりチェックしてみてください。
私は今持っているルアーを試すだけで手いっぱいですが
ちょっぴり興味が湧いているカラーもありますので、夜も更けた頃にポチッと押してしまうかもしれません。

では、こんどこそありがとうございました。









 

 

 

ブリブリ泳ぐ 魚道110MD

サーフに立って一番期待を込めて投げるルアーが魚道110MDです
Imaさんの渾身のヒラメルアーですから、ありがたく使わせていただいてます
そして今でも一軍ルアーです。
カラーがかぶっていないだけでこれだけあるのですが、よく使う=よくロストする みたいなものですから‥‥‥(-_-;)
まぁたくさん買わせていただきました

で、今回は魚道110MDの話です。

目次
1、 魚道110MDって?
2、モデルチェンジ 何が変わった、
         何が変わらなかった
3、こんなのもあるよ 「SR」って何?
4、ひょっとして新しい魚道かも

1、 魚道110MDって?


                             Ima HPから引用
Imaで「ヒラメを狙います」っていうルアーが「魚道」です
現在、ImaのHPを見てみると「魚道」シリーズは3タイプがありますが、それぞれ「ブリブリ」泳いでヒラメにアピールしてくれます。

レンジは
110MD(以下「魚道110」とします)がMAX150㎝
130MD(以降「魚道130」とします)が80~150㎝
HS90(以降「魚道90」とします)が100~120㎝です。
HS90はヘビーシンキングなので巻くのを止めるとボトムに着きますし
魚道110と魚道130はフローティングですが、大きなリップで水面からMAX150㎝をブリブリとトレースできるようになっています。

 

この中で一番使いやすいのはやはり魚道110ですね
スペックは
 ・ 全 長 110mm
 ・ 重 量 19g
 ・ タイプ フローティング
 ・ レンジ ~150cm
 ・ アクション ウォブンロール
 ・ フック ST-46#6
 ・ リング オリジナル#3
 ・ 誕生日 2013.4.10

魚道130MDよりボリュームが少ないので、素直に投げやすいし、ウォブンロールも魚道130MDより細かい気がするので
ひょっとしたらヒラメさんに良いアピールができているのでは
と思い込んで投げています。

そして、実績もありますのでGoodです。

2、モデルチェンジ 何が変わった、
         何が変わらなかった

         魚道110のピンクイワシとアカキン
        (両方とも上が新モデル)

魚道110の全長はその名のとおり110mm(リップは含まず)です。2013年にモデルチェンジをしましたが、初登場が2005年なのでモデルチェンジ後の方が長くなっています
ひょっとしたら近々再モデルチェンジがあるのかな?

ですが、ここは直近のモデルチェンジを見ていきましょう。

魚道110アカキンですが上が現行モデル、下が旧モデルです。
その大きな変更内容は
 ① 旧モデルは体高・幅ともにテールへ向けて
         細くシェイプされていました 
                                                     
  現行モデルは体高・幅ともにテールへ
                  向けてゆったりと細くなっています
このフォルムは、ぶっ飛びミノーのハウンド125Fグライドが2011年10月に発売されており、飛距離に高評価が得られていたのでその技術を流用したと考えられます。

   ② 旧モデルはリップが水滴形でリップが
        ボディの下についていました
                                       
  現行モデルはリップが楕円形で
     若干大きくなってボディ前方に
           一体成型されています
ことなどがあげられます。
ただ、これは外見とデータだけの比較なので、本当はもっともっと変更が加えられていると考えられます。

新モデルになっても変わらないところは、よく飛んで、よく潜り、よく泳ぐことです。
そして結構フラットフィッシュを連れてきてくれますが、私の場合はヒラメよりマゴチを連れてきてくれています。
ちょっと残念ですが、私のよく行くサーフでは仕方がないのかも(-_-;)

3、こんなのもあるよ 「SR」って何?

魚道シリーズって遠浅サーフの払出しや、急深サーフの「底付近」を狙ったルアーじゃなかったっけ?
「SR」ってシャローランナー???
もう廃番になっちゃったけど、「魚道110SR」って、けっこうおもしろいルアーでした。
スペックは
 ・ 全 長 110mm
 ・ 重 量 19g
 ・ タイプ フローティング
 ・ レンジ 40cm~70cm
 ・ アクション ウォブンロール
 ・ フック ST-46#6
 ・ リング オリジナル#3     
当たり前だけどレンジ以外はまんま魚道110MDですね。

そんなデータですから
魚道110SRはその名のとおり「魚道シリーズ」
・ ラインアップはド派手なカラー
・ 魚道110MD譲りのぶっ飛びルアー
・ 魚道110MD譲りのキビキビアクション
・ ショートリップ構造なので
      シャローレンジをキープできる

Imaのヒラメターゲットルアーの「魚道110MD」は払い出しの中でキビキビ泳いでくれるので重宝しますが、遠浅サーフや干潮時の払出しではちょっと使いづらい‥‥‥。
それを克服するべく造られたのが「魚道110SR」ですかね。
魚道110MD譲りのボディなのでキビキビ泳いでくれますし、ド派手なカラーでフラットフィッシュに高アピールしてくれます。
しかも、オフセットされたショートリップがあるので、魚道110MDが苦手な水面下40cm~70cmをトレースすることが出来ます。

レンジだけで言うとsasuke120裂波のレンジ 70cm~90cmより浅いレンジを攻めることが出来ます。
このルアーはシャローを攻めることが出来るということでけっこう岩礁帯で使いました。
なので、必然的に残っているルアーはこの4本しかありません。

この魚道110SRの出現はだいぶ突然だったのでちょっと驚いたのですが
当時、シマノにスピンブリーズ125Sというルアーがあって、シャローで使いやすいルアーとして、あちこちで紹介されていましたし、しかも、全国で釣果もあったようです。
何より当時の堀田先生がDVDでベタ褒めでしたからね。その影響を受けて、対抗作品として急遽登場したのなかなぁ

と思ったりもしますが‥‥‥どうでしょう?

4、ひょっとして新しい魚道かも

この春にImaのHPで
「2023MD(仮)」というルアーがアップされていました
MDということは魚道110のモデルチェンジに期待が膨らみました
ルアー説明にも「“飛んで潜るフローティングミノー”を目指したミッドダイバー」
と記されていますし
画像のボディのふくらみからすると
ついに魚道110のモデルチェンジかな?と思いましたが
その後に
「潜行深度1~2.5mとImaのフローティングミノー史上最も深いレンジを探ることができるレンジ性能」と記されていました。

さらにロングビルと2フック
スペック等の表示がないので類推するしかないのですが、フックの大きさとボディのサイズを比べてみると、どうも魚道110よりもちょっと大きいかも?でした。
潜行深度やボディサイズから想像すると
ちょっと残念ですが
魚道110のモデルチェンジではなくて
魚道シリーズより深いレンジを
じっくり探るためのルアーかと思われます。
しかも説明が「足元から水深のあるエリアで…」となると、たぶん、スズキ用のルアーなのでしょうか…残念と思っていたら

2023.10.10にこんなルアーがImaからリリースされました。

「やっぱり」と思う心と
「これ使えるやん」という心が交錯します。
確かにメインターゲットがスズキということで
ちょっと気持ちがダウンしましたが
「飛んで、潜るフローティングミノー」なら
案外、急深のサーフなら結構使えるんじゃないかと思いました。
スズキはあくまでもメインターゲットなので
これでヒラメを狙っても「アリ」なのではないでしょうか?
でも、やっぱりニュー魚道110の登場が待ち遠しいです。

ということで、ニュー魚道110の登場はもう少し待ちましょう。

さてさて、Imaのヒラメルアーのど真ん中「魚道110」ですが、まだまだ私のルアーボックスでは1軍ルアーなので
今シーズンも活躍してくれることでしょう。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。































やっぱり南風が好き

私の住むところにはいいサーフが無くて
県内のサーフや、勢い近県のサーフまで足を延ばしていますが
やっぱり気になるのは海況と天候です。
今回はどんな時にサーフに行ってるのかな?と考えてみました。

目次
 1、南風が吹くと?
 2、愛しの低気圧
 3、荒れる前の荒食い…?
 4、底荒れしたら大変です

1、南風が吹くと?

              GoogleMapから引用
今回は日本海側のサーフアングラーにとってはアルアルのお話です。

やっぱり南風が好き!
と言っても春や夏のことではありません
私の住むところは日本海側なので
夏を除いてほとんどの季節は西風か北風です
特にヒラメシーズンになると、北西風が吹くのがほとんどです。
そんな時にサーフから沖へルアーを投げても
ルアーは右手(東)方向へ流されてしまいます
ヘビーウエイトのルアーやシンペン、そしてジグならかろうじて沖へ向かいますが
普通のルアーならきれいな弧を描いて右手へ流されてしまいます
中にはボディに風をまともに受けて、そしてラインも風を受けて、投げた本人の方向へ見事に帰ってくる場合もあります
でも、そんな季節にもありがたい風が吹くときがあります。

2、愛しの低気圧
気象庁のHPから引用
上記の画像は、令和5年10月10日の天気図で、冬型の天気図に近い状況で、俗にいう「西高東低」です
この場合、朝鮮半島から日本列島へ向けて、とんでもなく冷たい北西風が吹き
今日は晩秋のように冷たい雨が降りましたが
真冬になれば、日本海側の各地では大雪や暴風雪になります。
でも、このからさかのぼること2日前には

低気圧がまだ九州や朝鮮半島付近にあり、その低気圧へ向かって強い南風が吹きます。
この時が私の狙い目です。
その南風に乗せて沖のサンドバーの向こうまで(気持ちだけですが‥‥)
ルアーをぶっ飛ばすわけです。
ちなみに、Windyさんのサイトで風向きをチェックすると
このようになっています

このタイミングにサーフからルアーを投げると
面白いようにルアーが飛んでいきます
まぁ、メタルジグやシンペンは当たり前ですが
軽いルアー、特にプラグは追い風を受けて面白いように空をカッ飛んで行きます。
この時の南風こそ「愛しの低気圧」です。

3、荒れる前の荒食い…?
低気圧が来る前の海、そんなタイミングは日本海側ではちょうど「荒れる前」です
そう、釣りをやっていてよく言われている「荒れる前の荒食い」です
私自身ずっとサラリーマンでしたので、毎日同じサーフで釣りをすることは不可能でした。
で、ドロップアウトした今ならどうかというと
残念ながら私の住むところにはいいサーフが無いので、車を飛ばして遠くのサーフへ行かなければなりません
なので、何故か今でも週末アングラーです。

そんな週末アングラーですが16年のキャリアからすると、なんとなく「荒れる前の荒食い」は有るような気がします。
たぶんヒラメ大明神の堀田先生や
超絶ルアーフィッシング探究者の井上氏なら
スパッと答えられるのでしょうが
しがない週末アングラーでは「気がします」としか言えません😥

その気がしますというのは
 ① 荒れる前⇒ちょい荒れ
    ⇒遊泳力の低い魚がいなくなる
        ⇒型の良い魚が多くなる
 ② 荒れる前⇒ちょい荒れ
    ⇒ベイトが偏って集まる
          ⇒そこを食べに来る魚がいる
という感じですかね。

ただ、荒れているときに魚が釣れないかと言えば、「底荒れしない限り魚は釣れる」と豪語する地元のおじさんもいました。
彼は真冬の小河川の河口で、底荒れしない程度の状況なら生き鰺をロングロッドで沖へぶん投げて、良型のヒラメを釣るということでした。
まぁ、地元のおじさんだったので
誇張はあるかもしれませんが
たぶん過去にそういう経験があるのでしょう。

私はルアーでヒラメ釣りをやっていますが、荒れる海でヒラメを釣ったことはまだありません
そんな時には、ヒラメよりスズキが釣れることが多いです。
下の写真は去年の大晦日(なんでまたそんな日に)で、結構荒れてましたが、いい型のスズキをゲットできました

釣りに行くときの家族は「非難ゴウゴウ」でしたが、帰ってきて、獲物を捌いて食卓に出すと態度が一変しました。
おかげで、今年の正月はおせちに加えてスズキ尽くしでした
脂がのっていて味はバツグン。特に「スズキのコブ締め」はとても美味しかったです

あ、海の話でしたね‥‥失礼m(__)m

4、底荒れしたら大変です

上の写真はきれいなサーフで、左手には岩場があり、右手中央にはサンドバー(オレンジの枠内)が作られていて
右手前から沿岸流(右から左への→)が流れ、そして左上に向かって払い出し(真ん中の→)が見えます。

これはよく行くサーフのワンカットですが、数日~十数日かけて造られたサンドバーと沿岸流と払い出しがチェックできるとても良いパターンです。                           

岩礁帯が混じるこのサーフではこのような良い地形が時々作られています。
ここで私は過去にヒラメやスズキを釣りましたが、底荒れするとどうなるか????

左の岩場は大丈夫ですが、右手のサンドバーは無くなり、沿岸流や払い出しもなくなり、のっぺりしたサーフになります
こんな状況から元のサーフへ戻るには数日、あるいは十数日かかります
また砂の堆積によってはすべての地形が埋まってしまい、運悪いことに、今シーズンはすべてアウトになる場合もあります。

でも、日本国中いたるところにサーフがありますので、一つのサーフがだめでもあきらめることはありません
ここがだめならあっち、あっちがだめならもうちょっと向こうと、いろんなサーフの情報をポケットに入れておくのも大切です。

そんな試行錯誤をしながらサーフを歩いて、波と風を読みながら、ベイトと鳥をチェックしながら、自分だけのポイントを見つけるのも楽しみの一つです。
あ、最後にはサカナを家に持って帰るのが一番のキモですが‥‥悟っていない私はなかなか実行できていませんm(__)m

でも、気持ちはいつもポジティブに
さーて、冬型の気圧配置になるちょっと前の
南風を探してそろそろサーフへくり出す準備をします。

ここまで読んでくださって、
      ありがとうございました。