明日は、ソトアソビ

私がソトアソビで経験した失敗、悩み、そしてちょっぴり楽しかった事を書いています

「問題」が起きた時はチャンス!

コンピュータ、特にPCやケータイがバグると
もう右往左往、どうしていいかわからない場合が多々ある
今回はそこをチェックしてみよう

目次
1、4年に一度の日
2、「2000年問題」って何なの?
3、コンピュータは無くならない
4、「問題」はチャンス!

1、4年に一度の日

昨日は閏年の2月最終日。2月29日。
いくつかの運転免許センターと、有名薬局でシステム障害があって復旧に時間がかかったようだが、なんとか回復できたようだ
いつもながら日本のこの復旧作業の迅速さには感心させられるが、「当たり前のことが、当たり前にできる」の裏側には、途方もない苦悩とたゆまない努力とが隠されているのだろうと思う。
ところで、このシステム障害の原因は「閏年を経験していないシステム」の導入にあったらしいが、4年に1度ある「閏年」を考慮していないシステムがあるという方に驚いている。

2、「2000年問題」って何なの?
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という諺があるけど、今でははるか昔のことになってしまったあの事を思い出す
それは「2000年問題」あるいは「Y2K問題」ともいわれ、西暦1990年代の後半から2000年の直前まで日本中が、いや、世界中が大騒ぎになったことがあった。
当時の多くのコンピュータシステムでは日付をカウントする場合、西暦の上位2桁を省略し下2桁だけを利用していることが多くあり、それが原因で問題が生じるとあちこちで言われていた。
つまり4桁ある西暦の下2桁だけで運用していたので99年の次は00年となってしまい、2000年になるはずなのにコンピュータが1900年と判断してしまうということだった
この他に、置閏法に関する誤解から西暦2000年を「通常年(平年)」として扱うことが原因で、西暦2000年2月29日に誤動作する問題が生じる可能性がある。というものもあった。
今では遠い昔のことみたいに思われるし、実際大きな障害が発生しなかったので記憶の彼方になってしまっているのだが、無事に2000年の新年を迎えるには大変な労力とマネーが動いていたのも事実である。

3、コンピュータは無くならない

まぁ、2000年問題に関しては、1900年代に発明されたコンピュータが2000年代を想定していなかったのは、ある意味仕方がないことなのかもしれない
しかし、私たちの生活に不可欠になったコンピュータの誤作動問題は、経済の問題だけでなく、場合によっては人命にも影響することが心配されている。
今の私の周りを見回しても、家庭内の電化製品、公共機関、金融機関、交通機関医療機関、通信ネットワークにコンピュータは不可欠になっているし、そして私の手のひらにあるスマートホンはサイコーに働いてくれているコンピュータだ。

当時は、今ほどではないが、それでもいたるところのコンピュータが誤作動を起こしたら、私たちの生活基盤が崩れてしまうと言われていた。ならば、コンピュータに頼らなければとも思うが‥‥
そう、私たちの生活からコンピュータが無くなることはもうないのである。

4、「問題」が起きた時はチャンス!
「2000年問題」に対しては、私の職場でも数百万円を投じてシステム改修を行っていた。私は業務に常時コンピュータを使っていたがそれほど詳しくは無く、システムエンジニアの話を鵜吞みして、会議や取引先、そして飲み屋で彼らの話を受け売りする以外に手の施しようがなかった。

私がいた小さな組織でもそうなのだから、全国、全世界となると天文学的な費用が掛かっていたところだろう。
こうなると「この問題」は当然ながら事前に対応しておく必要があり、そこにはビジネスチャンスがある。

そう私たちの生活のなかで生まれる「問題」はいつも「ビジネスチャンス」なのだ
それは決して悪いことではなく「より良き未来」を作り出すための投資なのだ。

さて、今回のコンピュータ誤作動は、いくつかのコンピュータが置閏法に関する誤解を起こして今年を「通常年(平年)」として扱ったことが原因らしいが、このような「問題」は永遠に未完成なコンピュータでは尽きることが無いように思える。

ということは「永遠」のそこにはビジネスチャンスが無限に有るということになる
はてさて、次のチャンスは「何時」発生して、それを「誰」が見つけるのだろう。
ちょっと気になるところではある。

 

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