サーフに立って一番期待を込めて投げるルアーが魚道110MDです
Imaさんの渾身のヒラメルアーですから、ありがたく使わせていただいてます
そして今でも一軍ルアーです。
カラーがかぶっていないだけでこれだけあるのですが、よく使う=よくロストする みたいなものですから‥‥‥(-_-;)
まぁたくさん買わせていただきました
で、今回は魚道110MDの話です。
目次
1、 魚道110MDって?
2、モデルチェンジ 何が変わった、
何が変わらなかった
3、こんなのもあるよ 「SR」って何?
4、ひょっとして新しい魚道かも
1、 魚道110MDって?
Ima HPから引用
Imaで「ヒラメを狙います」っていうルアーが「魚道」です
現在、ImaのHPを見てみると「魚道」シリーズは3タイプがありますが、それぞれ「ブリブリ」泳いでヒラメにアピールしてくれます。
レンジは
110MD(以下「魚道110」とします)がMAX150㎝
130MD(以降「魚道130」とします)が80~150㎝
HS90(以降「魚道90」とします)が100~120㎝です。
HS90はヘビーシンキングなので巻くのを止めるとボトムに着きますし
魚道110と魚道130はフローティングですが、大きなリップで水面からMAX150㎝をブリブリとトレースできるようになっています。
この中で一番使いやすいのはやはり魚道110ですね
スペックは
・ 全 長 110mm
・ 重 量 19g
・ タイプ フローティング
・ レンジ ~150cm
・ アクション ウォブンロール
・ フック ST-46#6
・ リング オリジナル#3
・ 誕生日 2013.4.10
魚道130MDよりボリュームが少ないので、素直に投げやすいし、ウォブンロールも魚道130MDより細かい気がするので
ひょっとしたらヒラメさんに良いアピールができているのでは
と思い込んで投げています。
そして、実績もありますのでGoodです。
2、モデルチェンジ 何が変わった、
何が変わらなかった
魚道110のピンクイワシとアカキン
(両方とも上が新モデル)
魚道110の全長はその名のとおり110mm(リップは含まず)です。2013年にモデルチェンジをしましたが、初登場が2005年なのでモデルチェンジ後の方が長くなっています
ひょっとしたら近々再モデルチェンジがあるのかな?
ですが、ここは直近のモデルチェンジを見ていきましょう。
魚道110アカキンですが上が現行モデル、下が旧モデルです。
その大きな変更内容は
① 旧モデルは体高・幅ともにテールへ向けて
細くシェイプされていました
現行モデルは体高・幅ともにテールへ
向けてゆったりと細くなっています
このフォルムは、ぶっ飛びミノーのハウンド125Fグライドが2011年10月に発売されており、飛距離に高評価が得られていたのでその技術を流用したと考えられます。
② 旧モデルはリップが水滴形でリップが
ボディの下についていました
現行モデルはリップが楕円形で
若干大きくなってボディ前方に
一体成型されています
ことなどがあげられます。
ただ、これは外見とデータだけの比較なので、本当はもっともっと変更が加えられていると考えられます。
新モデルになっても変わらないところは、よく飛んで、よく潜り、よく泳ぐことです。
そして結構フラットフィッシュを連れてきてくれますが、私の場合はヒラメよりマゴチを連れてきてくれています。
ちょっと残念ですが、私のよく行くサーフでは仕方がないのかも(-_-;)
3、こんなのもあるよ 「SR」って何?
魚道シリーズって遠浅サーフの払出しや、急深サーフの「底付近」を狙ったルアーじゃなかったっけ?
「SR」ってシャローランナー???
もう廃番になっちゃったけど、「魚道110SR」って、けっこうおもしろいルアーでした。
スペックは
・ 全 長 110mm
・ 重 量 19g
・ タイプ フローティング
・ レンジ 40cm~70cm
・ アクション ウォブンロール
・ フック ST-46#6
・ リング オリジナル#3
当たり前だけどレンジ以外はまんま魚道110MDですね。
そんなデータですから
魚道110SRはその名のとおり「魚道シリーズ」
・ ラインアップはド派手なカラー
・ 魚道110MD譲りのぶっ飛びルアー
・ 魚道110MD譲りのキビキビアクション
・ ショートリップ構造なので
シャローレンジをキープできる
Imaのヒラメターゲットルアーの「魚道110MD」は払い出しの中でキビキビ泳いでくれるので重宝しますが、遠浅サーフや干潮時の払出しではちょっと使いづらい‥‥‥。
それを克服するべく造られたのが「魚道110SR」ですかね。
魚道110MD譲りのボディなのでキビキビ泳いでくれますし、ド派手なカラーでフラットフィッシュに高アピールしてくれます。
しかも、オフセットされたショートリップがあるので、魚道110MDが苦手な水面下40cm~70cmをトレースすることが出来ます。
レンジだけで言うとsasuke120裂波のレンジ 70cm~90cmより浅いレンジを攻めることが出来ます。
このルアーはシャローを攻めることが出来るということでけっこう岩礁帯で使いました。
なので、必然的に残っているルアーはこの4本しかありません。
この魚道110SRの出現はだいぶ突然だったのでちょっと驚いたのですが
当時、シマノにスピンブリーズ125Sというルアーがあって、シャローで使いやすいルアーとして、あちこちで紹介されていましたし、しかも、全国で釣果もあったようです。
何より当時の堀田先生がDVDでベタ褒めでしたからね。その影響を受けて、対抗作品として急遽登場したのなかなぁ
と思ったりもしますが‥‥‥どうでしょう?
4、ひょっとして新しい魚道かも
この春にImaのHPで
「2023MD(仮)」というルアーがアップされていました
MDということは魚道110のモデルチェンジに期待が膨らみました
ルアー説明にも「“飛んで潜るフローティングミノー”を目指したミッドダイバー」
と記されていますし
画像のボディのふくらみからすると
ついに魚道110のモデルチェンジかな?と思いましたが
その後に
「潜行深度1~2.5mとImaのフローティングミノー史上最も深いレンジを探ることができるレンジ性能」と記されていました。
さらにロングビルと2フック
スペック等の表示がないので類推するしかないのですが、フックの大きさとボディのサイズを比べてみると、どうも魚道110よりもちょっと大きいかも?でした。
潜行深度やボディサイズから想像すると
ちょっと残念ですが
魚道110のモデルチェンジではなくて
魚道シリーズより深いレンジを
じっくり探るためのルアーかと思われます。
しかも説明が「足元から水深のあるエリアで…」となると、たぶん、スズキ用のルアーなのでしょうか…残念と思っていたら
2023.10.10にこんなルアーがImaからリリースされました。
「やっぱり」と思う心と
「これ使えるやん」という心が交錯します。
確かにメインターゲットがスズキということで
ちょっと気持ちがダウンしましたが
「飛んで、潜るフローティングミノー」なら
案外、急深のサーフなら結構使えるんじゃないかと思いました。
スズキはあくまでもメインターゲットなので
これでヒラメを狙っても「アリ」なのではないでしょうか?
でも、やっぱりニュー魚道110の登場が待ち遠しいです。
ということで、ニュー魚道110の登場はもう少し待ちましょう。
さてさて、Imaのヒラメルアーのど真ん中「魚道110」ですが、まだまだ私のルアーボックスでは1軍ルアーなので
今シーズンも活躍してくれることでしょう。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。