明日は、ソトアソビ

私がソトアソビで経験した失敗、悩み、そしてちょっぴり楽しかった事を書いています

Limber115Sって似てるなぁ

ついこの間まで夏の太平洋高気圧がドカンと居座り、私の住む街は今年も例年のように日本一暑い街になりました。
日本海側の海の街なのになぜ?と言う方も居られますが、太平洋側からの暖気が山を越えて来ると、私の街はフェーン現象で毎年のように高温地帯となります。
なんだか、気象庁も大変なようですが、それぞれの地方には、その地方なりの苦労もあります
子どもの頃は「〇〇のお祭りが来ると秋やなぁ」と言っていましたが
今では一年のうちずーっと夏で
秋冬春がお茶を濁す程度にあるみたい
「はぁ、秋はいつ来てくれるのやら」と言ってましたら
一気に冬みたいになりました。なんで???

さてさて、海行けない日々が続くと、ついついルアーボックスをいじくりたくなります
最近使わなくなったルアーや、永いこと行方不明だったルアーがばらばらと出てきます
そんな中でちょっと気づいたことを…。

目次
 1、あれ、似てるなぁ?
 2、似てるけど違うなぁ
 3、設計思想の違いと技術の進歩
 4、やっとゲットした

1、あれ、似てるなぁ?

堀田氏渾身のルアー
「BeachWalker Limber115S」
(以降「Limber」とします)ですが
斜め上から見るとカタマリ感があって重そう…
でも、あんがい軽いんです。

上の写真は上から
Limber115S⇒
ニートラップ95S⇒
バルバロッサ95です
この3つのルアー、なんか似てるなぁ

全長はLimberが115mmで、ハニートラップ95S(以降「ハニートラップ」とします)とバルバロッサ95S(以降「バルバロッサ」とします)は95mmで
重さはLimberが24gで、ハニートラップが25g、バルバロッサが22gです。
みんな100mm前後で、重さも同じくらい
そして、みんなリップが無くて遠距離狙いなのはとても似ています
違うのはLimberのターゲットがヒラメで
ニートラップとバルバロッサのターゲットがスズキということ
もう一つ、違うと言えば移動重心か固定重心か???この「もう一つ」が後々大きく違う性格になります。

2、似てるけど違うなぁ

上の写真を見ると、
Limberとバルバロッサは下膨れでハニートラップは頭が重そうです。
バルバロッサもハニートラップもImaのルアーなので、使うシュチエーションによって区別されていたようです。

そういえばハニートラップの説明には
「S字系ゆらぎアクションの甘い罠。抜群の飛距離を誇るリップレスデザイン。ショートピッチスラロームアクション。河川などのドリフト釣法が得意。ステディリトリーブで揺らぎを伴ったS字アクションが得意」との説明が‥‥

そして、廃番になったバルバロッサの説明には、「流れや風を利用し「巻かないで釣る」ことを可能にした RED中村 プロデュース バルバロッサ。リトリーブでは通常のシンキングペンシルとは異なったS字蛇行アクションを発生。平面ボディが強烈なフラッシ ングを発生し、リアクションバイトを狙うことも可能」という内容がありました。

ただ、私は二つともヒラメに応用して使っていましたが、テクニック不足のせいか釣果は芳しくありませんでした。

一方、BeachWalker Limber115Sは、その名のとおりビーチウォーカーなのでサーフで使うのが大前提。なのでサーフからぶん投げるのが当たり前
そして、泳がせるのが当たり前
じゃぁ、このフォルムからすると結構重いのかな…でも、たった24gです

データを見てみると
 全 長  115mm
 総重量  24g(フック込み)
 タイプ  移動重心・シンキング
         磁着タングステンボール×3個
 フック  ♯4
 リップ  リップレス
 フォルム   フラットボディ
パンフには上記のように表現してあります。

 

asu-sotoasobi.hatenablog.com

このように真上から見ると紡錘形のボディで、ジェット天秤のように「ぶっ飛び」ます。

しかもボディ後方に浮力の中心があるので、着水するとタングステンボールがお腹の方に移動して、尻尾を上げ頭を下げた形でフォールします。

3、設計思想の違いと技術の進

Limber以外は固定重心のシンペンでぶっ飛びます。でも、プラグのようにはちょっと泳いでくれない。そこをLimberは「磁着タングステンボール」3個で解決

ボディ中心部からテール部へ移動した磁着タングステンボール×3個は
着水後にはお腹側に戻ってきて
意図的に設けられた後方の空気室と相まって
頭を海底につけて尻尾を上げるような魚の形で着底します。

                     DUO HPから引用

砂地の海底に藻場があったり、小さな岩礁があった場合には、ロストルアーの危険性がかなり下がるので、非常にありがたい機構ですね。
また、着底後はこの姿勢でステイということなので、このルアーが払い出しの中でゆらゆらとしていたら…と考えると、思わずヒラメが嚙みつくのではと思ってしまいます。
あ、あくまでも私の妄想ですが
この辺りはDUOさんの動画で再度チェックしてみてください。


www.youtube.com

ところで今まではこのようなフォルムになると
殆どがシンキングペンシルでしたが、Limberはシンキングのミノーであると言ところがすごい
確かに水中で重量物を引っ張るというのではなく、ミノーを操っている感覚になります
この辺りが「設計思想の違いと技術の進歩」ですかね。

これは買いですねあとは釣るだけ(-_-;)
早く晩秋にならないかなぁ。

あ、ここ数日は初冬のような寒さですが‥‥‥(-_-;)

4、やっとゲットした

ちょっと前ですが、ネットのショップと県内のあちこちのショップを探し歩いてこの6色をゲット

奥から ① UVブルピンゴールド
    ② デイフラッシャー
    ③ ピーチグロー
    ④ UV堀田エメラルド
    ⑤ ヒラメキャンディー
    ⑥ マットピンク  となっています。

そして、このあいだ偶然見つけた
「ヒラメピンクⅡ」
思わず「えっ」と声が出てしまいました。
あちこちのショップであれだけ品薄だったLimberが、ほぼ全色、それも各色すべて
数がたっぷりあるではないですか???
で、思わず買っちゃった。

しかし、まだまだもったいなくって、ケースから出してもいない
道具は使ってナンボ、ルアーは泳がせてナンボなのにね
このへんが貧乏性なゆえんかも?

ところで、なぜ突然に大量のLimberが店頭に並んでいたのか???
その理由は簡単で「堀田氏が一日店長で来られるから」だそうです
あ、そ、そ、その手があったか!!!!!

ルアー開発者が一日店長で来られるのに
開発したルアーが無いというのはあり得ないよなぁ。うん。
ということは「堀田氏あるところに堀田氏開発のルアーあり」ですね
業界では当たり前のことを今気が付きました。
だい~ぶ遅すぎますが

これからはこんな情報もチェックしてルアーを買いに行こうっと!

ヒラメシーズンのピーク(私のよく行くサーフではとっても短くて)はまだ先だけどサーフにも人影が少なくなってきたので、もう少ししたらサーフに行こうかな?
で、運よくマゴチかスズキをゲットできれば…
あほな妄想です。

あ、本チャンのシーズンまでに
ルアーをロストしないようにしなくっちゃね。

ここまで読んでくださって
ありがとうございました。

ところで!

ネットを見ていたら、こんな新色も限定で発売されていますので
しっかりチェックしてみてください。
私は今持っているルアーを試すだけで手いっぱいですが
ちょっぴり興味が湧いているカラーもありますので、夜も更けた頃にポチッと押してしまうかもしれません。

では、こんどこそありがとうございました。