明日は、ソトアソビ

私がソトアソビで経験した失敗、悩み、そしてちょっぴり楽しかった事を書いています

リップレスミノーのテッパン sasuke120裂波

世の中にリップレスミノーはいくつもありますが、ドテッパンのリップレスミノーといえば、やっぱりsasukeシリーズでしょう

その中でも、今回はIma sasuke120裂波(以下「120裂波」とします)のお話です。

 

目次

1、リップレスミノー120裂波
2、120裂波の記憶
3、リップはあるよ

1、リップレスミノー 120裂波

sasukeシリーズは
sasuke120裂波と140裂波がメインにあり
その他にも裂風、剛力、裂空、裂砂、SS、SFシリーズがあります。
サイズも50mm~140mmまであり
潜行深度も10㎝~120㎝(沈めればボトムまでOK)をカバーしています。ひょっとしたら、sasukeシリーズだけでサーフフィッシングが出来そう???
そう、とてもバラエティに富んでいます。しかし、私がピックアップしたのは120裂波と140裂波で、主に使っているのは120裂波です。

2、120裂波の記憶

上の写真は今持っている120裂波ですが10本しかありません。
もっといっぱい持っていましたが、たくさんの魚を連れてきてくれた代わりに
多くの方々は根掛かりして海の底へ行ってしまったり、激しくエラ洗いされるスズキさんに持っていかれてしまった…。

特にアカキンは残念だったなぁ。
あの時ルアーのコースを変えていれば、あの時もうちょっとスズキを弱らせて引き寄せれば、ルアーを無くさずに済んだものを…などと今でも思ってしまいます。
まぁ、「逃がした魚は大きい」みたいなものですね。釣り人ならアルアルのことです。

そうそう120裂波の話でした
何故120裂波なのか?
120裂波のスペックは
 ・重 さ    17g
 ・長 さ    120mm
 ・レンジ  70~90cm
 ・対象魚 スズキ、ヒラメ、
       チヌ…etc(私の場合)
確かに140裂波の方がぶっ飛んで遠いポイントを叩けて、シルエットも大きいからヒラメにアピールしやすいけど、私の体力で手返し良く投げられるのは120裂波なので
どうしても120裂波の出番が多くなります。

 

3、リップはあるよ

120裂波は重さも17gしかなくて、家で塩(潮)抜きしていると洗面所のボウルに浮いてしまいます。
水道水で浮くんだから海水ではめっちゃ浮いてしまう。あれ あれ あれ ?
それを一定のレンジ(70~90cm)まで潜らせるのがリップの役目、でも「リップレスミノー」でなぜ潜るの????

実はsasukeシリーズは
世間では「リップレス」と呼ばれているけど
実際は立派なリップがちゃんとあって
それがボディと融合しているんですよね。

この「リップとボディの融合」がsasukeシリーズの真骨頂ですよね。ImaのHPでは「レードルリップ」って書いてありますが
企業のアイデンティティーもあると思いますが
ルアーフィッシングの世界ではもうリップレスミノーの代名詞になっているので、まぁ「リップレス」いいんじゃないでしょうか。
他のメーカーでも似たようなリップレスミノーを出しているけど、やっぱリップレスミノーはIma sasukeシリーズでしょう
そして、その中心にあるのが120裂波ですね。

では、今日はこのへんで、
  読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

春のシーズン始まり

2023/04/11  AM7:00~AM10:30
潮:中潮、上げ
風:南西風やや強い 
波:ベタ凪

目次
 1、春はどうかな?
 2、日本海側のサーフ
 3、ベタ凪の海
 4、凪のルアーフィッシングは
 5、ルアーチェック 

1、春はどうかな?

今年初めての釣行って、
もう秋が始まってるやん‥‥
こはちょっと置いておいて、しばらくおつきあいください(-_-;)

そう、久々のサーフへ期待バクバク…昨夜あまり眠れなかった
そして、朝マズメは眠すぎてしまいタイミングを逃す(*_*; (よくあることです)
現地に着き急いで支度をしますが
ルアーを投げる間際に地元の午前7時のチャイムが鳴ってしまった。
朝マヅメどころか朝陽が昇ってしまい
平日なのでもうすぐ小学生が登校してしまう

2、日本海側のサーフ

私の住む日本海側はほとんどのサーフが北に向かって開けているので、今日のサーフも北向きになっています
ということで、ルアーが朝陽を背に受けてカッ飛んでいく。
いろんなルアーを投げますが、みんな朝陽を反射してとっても綺麗
「いいなぁ」と思わず口ずさんでしまう。
ルアーフィッシングを始めてもう十数年経つが
青空にカッ飛んで行くルアーを見るたびに、爽快感が心を満たしてくれる。

う~ん満足!満足!

3、べタ凪の海

あ、「釣りに来たんや」と思い出しながら
改めて周囲をチェックしまう。
う~ん鳥がいない
いつもなら沖のテトラポットにカモメやウミウがいますが、今日は1羽もいない、不吉な予感(*_*;
そして今日は中潮、ちょっとしてだらだらと潮が動くのかなと思っていましたが
突堤の先端に立つと、目の前の海面はベタ凪で海の底が透けて見える。

しかも魚が泳いでいるのも見ることができる。
セイゴが6匹、チヌが2匹、
そしてフグの稚魚が20匹くらい泳いでいる
あ、アジも泳いでるよ。

4、凪のルアーフィッシングは

あきません。
魚にベタ凪過ぎて明らかにルアーを見切られています。チヌなんかルアーを目の前に通しても見向きもしなかった(*_*;
フローティングルアー
スローフローティング(よ~わからん)ルアー
スローシンキング(よ~わからん)ルアー
シンキングルアー
シンキングペンシル
果てにはスプーンも使いますが、な~んの反応もありません。そして、いつも釣りの邪魔をするフグさんも相手してくれない。

5、ルアーチェック

でも、こんな時こそ「ルアーチェック」のタイミング。この冬、密かにポチって家で危うく見つかるところだったDAIWAのルアーを投げます。
お~!よく飛ぶ
お~!よく泳ぐ
そしてきれいに光を反射している…これなら集魚効果抜群…でも魚は釣れない
結果は、ご想像のとおり全く魚は釣れませんでした。

よくあることさ。

ということで、新しいルアーに感じたことはまた次回にさせてください。

ここまで読んでくださって、
      ありがとうございました。

 

 

 

革新か? Limber115S

今年も、9月も終わりだというのに例年通りまだまだ異常に暑い日々です
なんだか、気象庁も大変なようですが
お決まりのように「異常気象」という猛暑が今年も居座っています。

そんな暑さも何のその、朝方から杭のようにサーフに立って方々に朗報
堀田先生渾身のルアーがこの春(あ、今ごろ感満載)に発売されました
その名は「Limber115S」。
発売日を忘れていて、あわててあちこちの釣具屋さんにお世話になって、やっとのことで写真のルアーをゲットしました。
ヤバい、この記事を書いている時点でだぃ~ぶ出遅れている。

目次
 1、 Limber115Sって?
 2、まずはデータチェック(動画もあるよ)
 3、アクションと性能
 4、カラーは13色、欲しいのも13色
 5、買ったのはいいけど出番はいつなの?

1、Limber115Sって?

堀田氏渾身のルアー
「BeachWalker Limber115S」ですが、斜め上から見るとカタマリ感があって重そう…でも、あんがい軽いんです。
しかも固定重心かと思いきや、移動重心です
なんと「磁着タングステンボール」が3個、ボディ中心からテールへ移動するということです。
実際このようにフォルム真上から見ると紡錘形で、ジェット天秤のように「ぶっ飛び」ます。

しかもボディ後方に浮力の中心があるので
着水するとお尻が上がり頭を下げた形でフォールします。
これは買いですねあとは釣るだけ……(´―`*)ウンウン でもそれが問題

2、まずはデータ(動画もあるよ)

BeachWalker Limber115Sはその名のとおりサーフで使うのが大前提。なのでサーフからぶん投げるのが当たり前。
じゃぁ、このフォルムからすると結構重いのかな…でも、それがなんとたった24gです

データを見てみると
 全 長     115mm
 総重量     24g(フック込み)
 タイプ     移動重心・シンキング
         磁着タングステンボール×3個
 フック     ♯4
 リップ    リップレス
 フォルム  フラットボディ   ということです。

さてさて、このデータのルアーからどんな釣りができるのでしょうか
サーフへ行くのが楽しみ~ぃ!

DUOさんの動画も張り付けておきますので、チェックしてみてください。


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3、アクションと性能

さて、動画等でデータをチェックした後に再度、アクションと性能を実釣チェック
サーフからロッドにリンバー115Sの重みを感じながら水平線の彼方へ投げます
ちなみにタックルは
 ロッド:ジャンプライズ・オールウェイク
                        106モンスターバトルLIMITED
 リール:シマノ・ステラ4000XG
                                     (10ステラ)でした。
で、正直、これ結構飛びます
最初は「ホーっ」と声が出るくらい飛びます。
ヒラメルアーは「飛んでナンボ」という考えを持っている方々には納得でしょう

同じシリーズのウエッジと比べると、当たり前ですが飛距離は落ちます。
あちらはジグミノー(鉛のカタマリ)、こちらはリップレスミノー(プラスチック)なので、その目的から、材質からまるで違うので比較自体に無理がありそう…。
ただ、ミノーにしてはぶっ飛びます。

DUOさんの動画でもありましたが

パンフには上記のように表現してあります
この着底姿勢には磁着タングステンボール×3個が大きく関係しているようで
着水後には比重の高いタングステンボールがお腹側に戻ってきて、意図的に設けられた後方の空気室と相まって、頭を海底につけて尻尾を上げるような魚の形で着底します。

砂地の海底に藻場があったり、小さな岩礁があった場合には、ルアーロスの危険性がかなり下がるので非常にありがたい機構ですね。

また、着底後のステイは

ということなので、このルアーが払い出しの中でゆらゆらとしていたら…と考えると、思わずヒラメが嚙みつくのではと思ってしまいます。

 

asu-sotoasobi.hatenablog.com

 

この辺りDUOさんの動画で再度チェックしてみてください


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さてさて、肝心のスイムはどうなの?
ということですが

サーフの突堤などで試しに泳がせてみて水面から覗くと、DUOさんの動画と同じように水平スイムになっています
そして、リップが無いことによってシンキングペンシルと同じような姿勢で泳ぎます
また、扁平なボディということで結構フラッシングが強いです。


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泳ぐフォームはキビキビ泳ぐというより、ビックベイトのようにゆったりと泳ぐ感じですね
タイドミノー系のルアーみたいにキビキビ泳いで、絶えずキラキラ反射するというよりは、ゆったり泳いで「ギラッ、ギラッ」と光を反射させる感じです。

この辺りもDUOさんの動画で再度チェックしてみてください


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4、カラーは13色、欲しいのも13色

カラーは上記の13色あります。
はっきり言ってすべてのカラーを欲しいのですが、他のルアーがすでにルアーボックスに入っているし13色すべて買ったところで、使う場合にはやはり好みの差が出てしまうので‥‥‥
絞りに絞って

この6色になりました
奥から ① UVブルピンゴールド
    ② デイフラッシャー
    ③ ピーチグロー
    ④ UV堀田エメラルド
    ⑤ ヒラメキャンディー
    ⑥ マットピンク  となっています。
本当はもう1色 「ヒラメピンクⅡ」が欲しかったのですが、どこのショップも売り切れでスタートダッシュの悪さが響きました。

この6種類に絞った理由は
 まず、新色の
  ① UVブルピンゴールド
            UV効果も期待できるし、朝マヅメ・夕マ
    ヅメにゴールドのフラッシングが期待で
    きるテッパンのカラーでは
  ② デイフラッシャーと
  ④ UV堀田エメラルド
   使い方としては朝マヅメに ④UV堀田エメ
           ラルドで探って、陽が高くなってきたら
           ② デイフラッシャーで探る方法かな
 澄み潮やベタ凪では
  ⑤ ヒラメキャンディー
   私の住む日本海側の海は、干満の差が少
           ないのに加えて晩秋~冬は大荒れ、春と
           初秋はベタ凪が多いので、この秋には結
           構出番が多くなりそう
 にごり潮や暗い時間帯には
  ③ ピーチグローと
  ⑥ マットピンク
   どちらも膨張色なので暗いうちや暗くな
           ってから、そしてどんより雲が低く垂れ
          こめる時には重宝しそう  
   ※個人的には晩秋に大いに使いそうです

5、買ったのはいいけど出番はいつなの?
購入後のテストはソッコーで十分やったけど、海のお魚さんはほとんど無反応
特に、今年の初秋は暑すぎます
海水温はまだまだ25℃を超えていて、海じゃなくってぬるい温泉みたい。
それでもって、私の住む地域では今の時期もサーフは「海水浴場」になっていて、ルアーフィッシングは危なくってちょっと出来ない。

さらにヒラメさんは高い水温を避けてサーフに寄り付きもしない。
ひょっとするとマゴチさんやスズキさんは相手してくれるかもしれないけれど
この暑さでは早朝といっても私の身体がもたないみたい。

なので、ヒラメシーズン(とっても短いけど)でLimber115Sの出番は、晩秋~冬になりそう‥‥‥でも、たぶんそれまで待てずに、秋風が吹いてサーフに人が少なくなったら、たぶん、またまた待ちきれなくなって使うんだろうなぁ

で、マゴチやスズキを
ゲットできればサイコーかな

ここまで読んでくださって
     ありがとうございました。

アコウ(キジハタ)が根に入った

2008/9/8  PM3:30~
 風:南西風弱い
 波高:約1.0m

目次
 1、アコウが根に入ったぞ?
 2、外道だけど…
 3、プロディジーってどうよ
 4、旨かったぁ

1、アコウが根に入ったぞ?

とある昔の話ですが‥‥
その日は越境してとある漁港に入る。
ここは西に向かって開いている漁港で目の前の半島に夕陽が沈むので夕マズメを狙って入るが、夏の終わりの夕陽はなかなか沈まない。
近くに火力発電所があるので燃料を積んだ大型船が近くに停泊している
うまくいけば大型船の影が夕マズメを早めてくれるかも、と考えたが、太陽は別のコースを選んで傾き始めている。

今回の狙いは漁港のヒラメだがそう簡単に釣れるわけもなく、まぁ何か釣れたらありがたいかなという感じ
背後の山が花崗岩の山なので、必然的に漁港の底も花崗岩の砂地になっている。
根掛かりは心配ないと考え、久々にプロディジーSW(以下、「プロディジー」)28gを使ってみる。
おお、よく飛ぶぞ。釣果は期待できるかな
プロディジーバスフィッシングスピナーベイトをソルト用に改良したものなのかな
以前、堀田氏がその使い方をDVDで説明していたので
なるほどと思い、使ってみる。

そのDVDでは確か三重県の尾鷲の漁港で
堀田氏は夕マズメに良型のヒラメをこのプロディジーで釣りあげている。
そう、気分だけは「堀田氏モドキ」

やはり「モドキ」は確かなようで、なかなか魚の反応がない
しかし、オシアゲ―ムAR-CS906Lとプロディジー28gの相性は抜群で、とてもよくぶっ飛ぶしルアーが動いている状況もよくわかる
両方ともシマノの製品なので当たり前か…。

軽く数投して漁港の海底を探った後
プロディジー28gの重さを利用して遠投してみる。おお、よく飛ぶと思っていたら、「アッ」と声が出てしまう突然の根掛かり
砂地のはずなのに…と思ったが後の祭りで、大切なプロディジー28gとはお別れになってしまった。

で、弟分のプロディジー14gで再び海底付近を探る。そう、あくまでも底付近なのでさっきより深度は浅い。
ルアーの動きも軽いので手返しよく探れる。あちこちをまんべんなく探り、向かいの防波堤の先端付近にポイントを絞る。
ここの捨て石近くを‥‥
プロディジー14gの動きを確認しながら通すと、ロッドのティップがググッと引き込まれる。
ところが、かかった獲物に比べてリールのドラグが緩すぎた…
慌ててドラグを締めこむけど、タッチの差で手遅れになって根に入られてしまう。
根に入られてしまう前にちらっと魚影が見えた
思わず「おっ、アコウや」とこぼれた。そう、私の地方ではキジハタを「アコウ」と呼び、高級魚として扱っている。
そんな高級魚が目の前にいる(根に入られてしまっているじゃないか)
やったぜ、でもどうする…どうする?

 2、外道だけど…

根に入ったアコウはピクリとも動かない
一応、ラインは張った状態にしているが、フロロカーボンのリーダーだっていつまで持つかわからない
ましてや1号のPEラインだってちょっと無理したら簡単に切れてしまう。近くでアジ釣りをしていたおじさんが「根に入られたらもうアカン、あきらめな」と慰めてくれる。
ト・ホ・ホ

でも釣り上げたい
できることはあきらめずにひたすら粘ること。
アコウが根から出てきたら、ドラグをフルロックして抜き上げるのが一番と考え準備
そして、今度はラインを少し緩めて
粘ること5分、10分、15分、どうだ
ついにアコウが根から出てきた。
目いっぱいステラC3000HGを巻く
そして、自分自身も岸を後ずさりしてアコウを根から遠ざける。ついに上がってきました。まぎれもなくアコウです。

丸々太った魚体で、測ってみると31cmでした

アコウを「外道」とは大変失礼m(__)m
関西ではたいへん高級魚なので
帰ってありがたくいただきました_(._.)_

3、プロディジーってどうよ

ごらんのとおりプロディジー14gのゴールドをがっつり咥えている
根に入られたときは、どうなるかホントに焦ったが、結果、まぁホントに楽しかった

それもこれもプロディジーのおかげ

このプロディジー、今では廃番になってしまったけど、砂地の港湾で使うと結構楽しい
ブレードがプルプル震えるのも手に取るように分かって、底取りもリアルだった。

当時は「ハマの禁じ手、プロディジー」とのコピーもあったし、 ヒラメやマゴチをメインターゲットとしていたらしけど、私はサーフというより、漁港などでよく使っていた
今ではヒラメゴールドとシロギスの2個しか残っていないけど
とても気持ちいいルアーだった。
財布にも優しかったしね。

  4、旨かったぁ

アコウといえば高級魚なので、料理方法はいっぱいある…ハズ
頑張って釣ったのだから少しでもおいしくいただきたい。
よく聞かれるのは「造り」と「煮つけ」らしい
この時点で「煮つけ」は私には難度が高いのであきらめました(+_+)
そしてアコウはハタの仲間なので淡白な白身でクセがなく、フグみたいなさっぱりとした滋味があるらしい…けど
ならば「造り」でしょ…でも捌く腕が腕がない。

ウロコを落として、出刃包丁で頭も落として三枚におろす。どうにかおろしたけど中落ちがいっぱい骨についている。そこは見ないことにして、身の薄造りをめざすけど…
けっこう不揃いな切り身になる。

アキマセン。

でもくじけずに、その切り身を冷蔵庫で少し冷やして、最近お気に入りの柚子胡椒と地元の醬油でいただく

「う、う、旨いっ」

用意した冷酒がとってもすすむ。
釣り人には至極の瞬間です…と言っても、まだまだ素人だけどね。
ということで、釣人には料理の腕も必要です。

ここまで読んでくださって、
     ありがとうございました。