明日は、ソトアソビ

私がソトアソビで経験した失敗、悩み、そしてちょっぴり楽しかった事を書いています

3連チャンでフックアウト!

今回は悲惨な話です。
12月に入って海の荒れた日があって、一日置いた薄曇りの日
波は0.5m程度、水の色は殆ど透明
潮は下げ方向。
でも、釣れなかった!
それも痛恨の3連チャンのフックアウト
何が悪い…。潮周りか?ルアーか?ロッドか?いやいや…たぶんあれに尽きる

2023/12/5  AM7:00~14:50
  潮   小潮 下げ
  風   南風
 波高 約0.5m

目次
1、サーフが変わってしまった!
2、釣れるぜ!ぶっ飛びリンバー・ピンクⅡ
3、フッキングしたのはすべてマゴチ
4、なんでフックアウト…たぶんあれに尽きる

1、サーフが変わってしまった!

今回は12月に入り日本海側もそろそろヒラメシーズンかと思い、久々に遠出をしました。
荒れた後の二日後を狙って海へ
久々になじみのサーフへ行くと、あれれ???
三ヶ月ちょっとでサーフラインがめっちゃ変わっている(-_-;)(-_-;)(-_-;)
何時ものサーフライン(オレンジのラインまで)は荒波にガッツリえぐれてしまっている。
こんなのありかなぁ…と思いながら
ちびたサーフでルアーを投げますが
魚っ気もないし、鳥もいないし、おまけにスズキ釣りの皆さんのマーキングもない
30分、1時間、1時間半
もうそろそろ帰ろっかなぁ…
いやいや、別のサーフで探ってみよう(^_^)v
あきらめの悪い私はいそいそと次のサーフへ

2、釣れるぜ!
  ぶっ飛びリンバー・ピンクⅡ

移動して新しいサーフへ入ると、鳥もいるし、サーフのマーキングもあります
やったぜ、心で小さなガッツポーズ
さらに、先行者の方々がサゴシを5本とツバスを1本、腰に下げています
手持ちの焼き芋をみんなでほおばりながら、先行者の方々から今日のアドバイスを聞くと
サーフから30mくらい沖で
時々ボイルがあるらしい。
「そうか、今日は青物の日か」
と思ってしまいます…
私の経験では荒れた後のサーフにはまず青物が戻ってきて、少し遅れてフレットフィッシュが戻ってくるように感じています
そんなことを思いながら先行者から少し離れてルアーを投げます
いろいろ投げてみますが、私の中では今シーズンデビューのリンバー君がベスト
ぶっ飛んでくれて、
ルアーのレンジキープもgood!
新しいポイントやルアーチェンジの後は第1投目が大切。そして、選んだリンバー・ピンクⅡのその1投目
「うほっ」きれいな弾道でぶっ飛んでいきます
そして「ガツッ」と来ました。

リンバー・ピンクⅡが着底するかしないかで
さっそくのアタックです
アタックの後は頭を左右に振るしぐさ、「あ、これはマゴチだな」と確信します
ぐぐっと、ロッドを絞り込んでトルクを掛けると、ますます頭を振ります
「やったぜ、50cmアップのマゴチだなぁ」と、ほくそ笑んだ瞬間
「フッ」とロッドが軽くなります…
あ、フックアウトです。

う~ん。しまった。

3、フッキングしたのはすべてマゴ

マゴチ(上の写真は、以前釣ったマゴチです)をフックアウトした後も
手を変えルアーを変えひたすら投げまくりますが、魚の反応は全く無しです
投げ疲れた頃に近くでナブラが湧いたので、慌ててそのナブラをめがけてルアーを投げますが
ベイトとサイズが合わないのか
見向きもされずナブラが終了
チョー凹んで、しばしの休憩に入ります。

潮どまりが14:20頃なのでそれを挟んで
せめて、1枚、1本釣れるかも…ということです
しばしの休憩の後に
フローティングルアー、シンキングルアー、SFルアー、シンキングペンシル、ジグ、果てはスプーンまで、

ワンドの端から端まで行ったり来たり
シャローで杭のように立って粘ったり
手を変え品を変え、
そして場所を変えチャレンジ、

で、結果は…釣果無しでした。

でも、潮どまりちょっと前に2回のフッキングがありました
しかも、最初と同じリンバー・ピンクⅡです

う~ん、リンバーの集魚力おそるべしです。
しかし3回ともマゴチで、すべてフックアウト…なんで????

4、なんでフックアウト…
  たぶんあれに尽きる

今回、リンバー・ピンクⅡで3回のフッキングがあり、3回ともフックアウト。悲しいかな3連チャンのフックアウトです
で、なぜフックアウトしたのかが課題です。
考えられることは
 ①リンバーとマゴチの相性が悪い
 ②ロッドとマゴチの相性が悪い
 ③私のフッキングテクニックが甘い

 ①はフッキングできていることで除外、また②もロッドを絞り込んでトルクを掛けるところまでできているのでこれも除外

残るはたった一つ
 ③の「私のフッキングテクニックが甘い」
 ことにつきる!

上の写真はマゴチの顔の写真ですが、口にはヒラメのような鋭い歯ではなくて、硬くてザラザラしたおろし金のような歯になっています。
また、特に口蓋(上あご)の硬さはハンパではありません。この口でルアーをくわえられてもトリプルフックなどでは両顎を貫通させることはかなり難しいようです。
まして、テールのフック一本だけではちょっと無理があったようですね。

でも、確かに3回ともフッキングはしていました。なのに、フックアウトとはいかに?

私は過去に数十本のマゴチを釣っていますが、その経験でフッキングしていたのが今回は通用しなかったということです。

A、マゴチ以外の魚はこんな感じ(指は魚の口とします)でフッキングできます

B、マゴチ(テープは硬い口蓋等を模したもの)がテールフックにフッキングした瞬間はこんな感じかな?

マゴチを餌釣りしている方のお話を聞くと、マゴチの合わせは結構難しいようです。
「マゴチは硬い口蓋をもっていて、さらに餌を丸呑みするのでしっかりフッキングしないとダメ!」ということ。

C、マゴチのフッキングを強引にするとフックがすっぽ抜けます

D、マゴチの動きに合わせて唇にフッキングさせることが大切

具体的に言うと「餌を飲み込んだからといって強めに合わせるんじゃなくて、合わせ気味に口の奥から針(ルアー)を引きずり出して、唇にフッキングさせることが大切!」ということらしいです。
これを簡単に言うと、短くて鋭い合わせではなく、マゴチの動きに合わせて慌てず合わせることが大切だということです。
私は今までラッキーな合わせでマゴチを釣っていましたが、今後は「じわーっと」合わせて釣果アップにチャレンジしてみます。

さてさて、今年も強い寒波が雪を連れてやってきそうですが、その合間を縫ってサーフへ行こうと思います。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。